初心者のぬるキャンプ:場所編

投稿者: | 2021年5月10日

さて、こんにちは。こんばんは。おはようございます。
今日は前回の続きで初心者のぬるいキャンプの話です。

(1)道具は何を揃えるの?                 ←前回
(2)場所はどうやって選ぶの?               ←今日はコレ!
(3)キャンプ場に着いたら何から始めてどう過ごせばいいの? ←次回
ていう状況です。

前回も言いましたが、キャンプってとてもいいんです。
自然の中で自分だけのスペースを自分で作って、自分だけの時間を過ごす。
パソコンのタイピング音、テレビ、自動車、電車、飛行機の音、諸々の生活音から解放され、どう過ごそうが自分次第の自由な時間を過ごすことが出来る。それがキャンプなんです。

私は、関西の片田舎で幼少期から少年時代を過ごしたので、クワガタ採りや川遊びなどをしており、私の地元にはキャンプやバーベキューをする場所には割と恵まれていました。

今は東京に近い埼玉に住んでいる訳ですが、キャンプ的なことが出来るとこって自由じゃないんだなぁ、と初めて知った訳です。

という訳で初心者でもキャンプができる場所の見つけ方を私なりの体験でお伝えしていきます。

キャンプ場はネットで検索する

ま、いわずもがなですが、ネットで検索すると、ブームもあってかそこそこの数が出てきます。
お値段も無料、500円〜6000円ってとこでしょうか。

キャンプ場のページを見ていると、聞き慣れない「サイト」って言葉が出てきます。

区画サイト、フリーサイト、オートサイト、テントサイト・・・ってとこでしょうか。
ちょっとご説明しますと

だいたいこんな感じ

○区画サイト・・・区画を区切って決めてある場所のこと。この場所内にテントを張る。
場所が決められてるから、他のキャンパーと場所取り争いにならないし、ある程度距離を保つことができる。

○フリーサイト・・・このフリーサイトの中なら好きな場所にテントを張ってよし。
河原に近いとことか、木々に囲まれて籠り感のある場所とか人気の場所も早いモン勝ち。一人一人のマナーによるが、真隣にテントを張られても文句は言えない。

○オートサイト・・・車を直接乗り入れられる区切られた場所のこと。
車乗り入れOKの区画サイトもあるから、オートサイト=車OK区画サイトと思って良し。
車の近くにテントが張れると荷物運びも楽だし、片付けもすごい楽。

○テントサイト・・・これは少し大きな概念で、要はテントを張っていい場所のこと。区画サイトとフリーサイトを混ぜたような意味。登山系で使われている言葉のような気がする。

こんな感じです。
お値段は、フリーサイト<区画サイト<オートサイト って感じです。
もちろん区画の広さや、場所、キャンプ場によって価格設定は違うのでなんとも言えませんが、便利な場所や過ごしやすい場所は価格設定が上がる印象です。

キャンプ場の料金構成

これももちろん、キャンプ場によってマチマチですが、大体以下の構造になります。

だいたいこんな感じです。

料金の表記については、マジでキャンプ場によってマチマチです。
全部一式で1泊〇〇円と言ってるとこもあれば、細かく設定されてるとこもあります。場所使用料についても、テント1張までとか制限が付いてるとこもあります。

例えば、1台の車に4人の人が乗ってきて1つの区画を使うって場合は、1区画分だけの費用ではなく、1台分の駐車料と人数分の入場料と1区画分の場所使用料がかかるということになります。

キャンプ場以外の場所

キャンプ場以外の場所としては、野営場やバーベキューOKの公園などがあります。
無料だったり予約不要だったり気軽さは高いのですが、希望にあった場所を探すのは中々大変です。ネットにはあんまり情報が無いように思います。
また、直火NG、宿泊NGとか条件もあったりするので、現地に行って条件などを良く確認することをオススメします。
気軽な場所は、他の人にとっても気軽な訳で超混雑したりもしますので注意した方がいいです。

最後に、自分で見つけた場所などキャンプ用に用意された訳では無い場所という選択肢がありますが、地主と揉め事になったり、消防法に触れたり近隣住民に通報されたりなどなど、楽しいキャンプを脅かすリスクがあるので、初心者にはオススメ出来ません。
まして、山火事なんか起こそうもんなら放火犯になってしまいます。注意して臨んで下さい。

テントを張る場所選び

これは個人の好みによりますが、まずは平らな地面で、草木の無い開けた場所を選んだ方がいいです。当たり前のことですが。

個人的には、川辺が好きです。川の流れを見たり、魚なんかが泳いでいると1日中見てられますが、風の通りが強くて寒めです。
また、せせらぎ程度の音なら大変心地よいのですが、場所によっては滝のようにザバザバ音のするとこもあり、寝る時にうるさくて気になる可能性があります。

川のせせらぎを眺められるのが最高

森は、木々に包まれてる感があって朝は木漏れ日と共に目覚められるキャンプ感ある雰囲気を感じられます。
ただ、景色に変化が無いので、火を見つめたりする時間を楽しむ必要があります。動物は人前には中々出てきませんしね。

木々に包まれ木漏れ日で目覚めるのも最高

私のオススメキャンプ場

さて、最後に私のオススメキャンプ場を2つ紹介します。
今後もいろんな場所を試していくので、追加・変更するかもしれません。

椿荘オートキャンプ場

椿荘オートキャンプ場の地図

ここは、森、川辺の選択肢があり、区画も豊富です。
あとコスパ最強。平日のソロキャンパープランは、駐車場代もコミコミ1500円ポッキリです。
炊事場もトイレも設置されてますし、何よりトイレが綺麗。コレ大事。
初心者にオススメです。

こんな感じで大きく4つのキャンプサイトがある。全て区画サイト
木々に囲まれ区画が整理されており、目線をズラしてテントを張ることができる
炊事場。洗剤やスポンジも用意されている
噂のトイレ。野外のキャンプ場なのにマジ普通のトイレ。ウォシュレット付き。

嵐山渓谷月川荘キャンプ場

ここも平日昼、車でソロキャンプで1880円でした。
埼玉県なので都心から近く、予約無しでも飛び込めるので気軽に利用できます。
たぶん、全部フリーサイトなのかな。
川の向こう側のトイレは汲み取り式で、オイニーきつめ。
トイレがあるだけマシなんだけど、慣れない人には抵抗感あるかも。

記憶を頼りに適当に描いた地図で申し訳ないが、こんな感じ
結構デカいヤギが居る。
とっても静かで良い雰囲気です。

月川荘の方はあまり写真が無くて申し訳ない。
今度行った時にしっかり撮ってきます。

こんな感じでキャンプの魅力が少しでも伝われば、私の目的は達成です。
次回は最終回。過ごし方編を投稿します。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。