初心者のぬるキャンプ:過ごし方編

投稿者: | 2021年5月12日

さて、こんにちは。こんばんは。おはようございます。
今日は前回(場所編)前々回(道具編)の続きで初心者のぬるいキャンプの話です。
キャンプ話は、これで一旦最終回です。

(1)道具は何を揃えるの?                 ←前々回
(2)場所はどうやって選ぶの?               前回
(3)キャンプ場に着いたら何から始めてどう過ごせばいいの? ←今回!!

毎回言いますが、キャンプってとてもいいんです。
自然の中で自分だけのスペースを自分で作って、自分だけの時間を過ごす。
パソコンのタイピング音、テレビ、自動車、電車、飛行機の音、諸々の生活音から解放され、どう過ごそうが自分次第の自由な時間を過ごすことが出来る。それがキャンプなんです。

今日は過ごし方の話ということなんですが、はっきり言って自分次第です。
何からやってもいいし、どう過ごそうが個々人の勝手です。自由です。Free!!

ここから先の話は、まだキャンプに行ったことない方や他人がどう過ごしてるのか気になる方向けに、私なりの過ごし方をお話していきます。
少しでも参考にしてもらえたり、キャンプの楽しさが伝わればこの記事の目的は果たせたことになります。


さて、道具編でも触れましたが、キャンプと言っても、
○バーベキュー
○デイキャンプ
○お泊まりキャンプ
と言う感じで活動にもレベル分けが出来ると思います。

どの場合だとしても、まず最初にやるのは自分の居住スペースの確保です。
言わば縄張りを確保しましょう。
草が無くて、平らな場所を選びます。

河原
河原
河原
山森
山森

次に大きく分けると、テントを張るか張らないかと言えますが、居住空間の確保を最初にやりたいのでテントを張りましょう。

私が使ってるドームテントはコレです。

このテントはポール2本を通して引っ掛けたのち、上からシートを被せるだけなので、かなり楽です。

インナーテントのシートを広げ、風で飛ばないようにペグ(杭的なもの)を打ちます
ポールを組み立て通します
四隅のフック穴に引っ掛け、テントを立ち上げます(夏場はこれだけでも使えます)
上からシート(フライシートと言います)を掛けます
シートが飛ばないように四隅にあるコネクタに繋ぎます
完了
これはオプションですが、このテントは日除けのカーテンがあるので、ポールを使って広げます
今度こそ完成

この赤いポールはAmazonで安物を買いましたが、落ちてる丈夫な木の枝でも代用可です。

テントを張り終えたら、身の回りの整理です。
椅子の設置、テーブルの設置、食料や薪を置いたりします。
ズボラな私の場合、椅子に腰をおろした後は立ち上がりたくないので、大体全部手の届くところに並べてしまいます。

椅子を組み立て、置きました
小道具をカバンから出していきます
薪と食料も運んで居住スペース設営完了です

居住スペースが出来たら、一息つきましょう。
SNSのタイムラインを確認したり、写真を撮って投稿したり、ビールを飲んだりタバコで一服したり。

もう我慢出来なくてお酒飲んじゃいます。暑くて上着も脱いじゃいます

別に無くてもいいっちゃ良いんですが、テーブルがあると居住性が高まるのでオススメです。
これ、コンパクトに折り畳めてコスパ良しでオススメです。

※米を炊くなら、このタイミングで先にお米を研いで水につけておきます(30分くらいかかるので)

次に火起こしです。
火を起こす目的はいくつかあります。
・料理のため(焼いたり、鍋やお湯を沸かしたり)
・暖を取るため
・見つめるため
です。
別に上記の目的が無い場合、わざわざ火を起こす必要は無いです。
いわゆる「ピクニック」的なことになりますが十分楽しいです。

一点注意が必要なのは、キャンプ場によって、直火禁止の所があります。
直火とは、地面で直接焚き火をすることです。火事になったり、地面を痛めて草木が生えなくなったりなどなど、割と禁止しているところが多いので、焚き火台を用意しておくことをオススメします。
私が使ってる焚き火台はこれです。コンパクト(A4サイズ)で超便利です。

まず、炎が上がりやすい(燃えやすい)ものを置きます
その上に薪を置きますが、炎にフタをしないことを意識して置き、火をつけます
全体が燃えるように広げます
薪に少し火がついたら風を送って薪を燃やします

火がついたら、料理の下ごしらえです。
※料理をしない場合は、不要です。

お湯が必要なら、沸かし始めます。

お湯が沸くのには時間がかかります

浸けておいた米は火にかけます。

浸けておいたお米は白く(透明感が無く)なります
火の上にポンと置き、15分放置します
途中フタが浮くので
石を乗せておいた方がいいでしょう
※15分経ったら火から外して、逆さまにして15分放置します(蒸らします)
布を掛けておくと熱が逃げずにしっかり蒸らせるので良いそうです
焦げずにふっくら炊けました

ご飯を炊いたり、お湯を沸かしている間、おかずを作ります。
と言っても私の場合、お惣菜を温めたり、肉を焼いたりするだけです。
面倒だし、1からカレーを作る、とか豚汁を作るとか憧れるけど、一人だと材料が余っちゃうんですよ。ニンジン丸一本ならまだしも、ジャガイモ1玉だけ玉ねぎ1玉だけ、とか中々売ってないし、半玉づつなんて絶対売って無いし。
普通に作っちゃうと結構な量になっちゃうのでソロキャンプの時はやらないようにしてます。
(一度豚汁を作ったんですが、昼、夜、朝掛けても食べきれませんでした。。。にんじん1本、ごぼう3本、こんにゃく1パックって一人で食うには結構な量なんですよ)

こういう焼き鳥
あぶります(すぐ焦げるから小まめにひっくり返すべし)
炭火であぶるとただのお惣菜もめちゃウマ
からあげなんかも炙るとうまいです
ま、ステーキなんかは代表格ですよね(野菜もちゃんととりましょう。ピーマンは3個パックくらいで売ってるので買いやすいです)

お腹を満たしたら、完全に自由時間です。
私の場合火を見つめたり、薪・炭を触ったりしてるだけで何時間も過ごせます。
またスマホでゲームをしたり、ノートPCでメール確認したり資料を作成したりなどなど。
普段の忙しい日々から解放された、自分だけの時間を過ごして下さい。

ゆったりと過ごしましょう
火を見ながらビールをチビチビ飲んだり
コーヒーを淹れて映り込む木々に感動したり
森を散策して、もののけ姫感を感じたり
水の流れをただボーっと見つめたり
石の穴から一生懸命生きてる命を発見したり

ちなみに。「キャンプならでは!」の遊びは、私もまだ研究中なので御紹介出来なくてすみません。
前に一回、フェザースティックを作って火をつけたことはあるのですが、すぐに燃え尽きてしまい、何が楽しいのか見い出せませんでした。
あとナイフで木を削って彫刻的なことをやったりしました。これも出来が悪く御紹介出来るレベルではありません。
森ならでは、川辺ならでは、の遊びは、私もまだまだ研究を続けてますので、折りを見て御紹介して行きたいと思います。

こんな感じでキャンプの魅力が少しでも伝われば、私の目的は達成です。
ぜひ、みなさんもキャンプして、いろんなエピソードをSNSに投稿してもらいたいです。

世の中がたくさんの「楽しい」で満たされますように。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。