◆基本情報
・店名:自家製麺No.11
・品名:豚増しラーメン1150円 n(ニンニク)
・場所:東部東上線 大山駅 徒歩12分
・訪問:初回
・総評:上の中
【スープ】
微乳化。カエシの醤油は甘みのある濃い口醤油を、さらに脂の甘みで丸く綴じた甘塩っぱ系無敵スープ。
塩味は優しめ、甘みとコクをしっかり感じる。
大変好きな部類。うまい。
【野菜】
茹で加減はクタ。キャベ率は2割程度。
量はデフォルトで比較的少な目かも。クタ具合が丁度よく、歯応えは残りつつもスープ絡みが非常に良くおいしく頂ける。
【麺】
平打ちタイプ低加水の歯応えがしっかりある麺。
ノーコールでもやや固めで、噛むと小麦のにおいが溢れるのでスープ絡みが心配だったが、しっかり甘塩っぱ味のスープが麺を包んで、何の問題もなくむしろ美味い。ありがとう。
麺量は比較的多いかも。調子の悪い日は少な目をコールした方が良さそう。
【豚】
枚というか、個と数えるべき乱切りの塊が5切れ?ほど。
バラ、ウデ、ロースもあったかな。とにかくデカい。
味がしっかり染みていて、肉感を残したホロ具合。
【総評】
日曜日。こってりしたラーメンが食べたかったのだが、所用をこなしていると、気が付けば14時過ぎ。
この時間から昼飯ラーメンを探すのはもはや不可能に近い。大体15時で中休み時間に入るからだ。
だけど、今日は絶対ラーメンが食べたい!と思ってしまっていたので、通し営業のお店を検索していたところ発見した、このお店。
SNSでも何度か名前を見たし、営業時間は16時まで。
家からの距離も丁度良いので向かうことに決めたのである。
東上線で大山駅まで。
駅を出て、とにかく山手通りを目指す。線路沿いは歩けないけど、下板橋方向に線路を意識しながら歩くと良いかも。
山手通りに出て、右に向かうと、ほんのり豚の臭い。
遠くに目を凝らすと人の列が出来てる。
あれだ、あれだ。
これこれ。「笑顔中」見たみた。
食券は先に買ってから並ぶスタイルなので、ご注意。
豚増しとあぶら増しを購入。あぶら増しに金を取る店は富士丸以来だなぁ。
と思って、列に並んでる時に調べたら、ここの店主富士丸出身だった模様。
これは期待高まるし、あぶら増し正解だったと心の中でドヤ顔。
着席と同時に、あぶらが御成りになられる。
金属の皿では無かったけど、やはりこの別皿スタイル。素晴らしい。
胡椒をかけて、醤油を少し入れて、つまんでみる。
フワとろで綿あめのようなくちどけ。味が付いていてめちゃ美味。
これに麺をディップして食べたい。待ち遠しい。
それから5,6分して、御対麺。
まず、肉の多さにビビる。もう何がなんだかわからない。「肉」って感じ。
野菜見えないし。。。
なるとが凄く可愛い。
豚はこんな感じで厚みのある塊。肉感のある、味の染みた豚。
個人的にはフワトロ好きなので、神とは言わないが、充分美味しい。
麺は低加水の固め麺。
だけど、スープ絡みはしっかりしており、大変美味しい。
最近、ホントに再認識してるけど、神豚とか、穂先メンマとかはまぐり身とか、
どんなに奇をてらったトッピングをしたところで、ラーメンはスープと麺のハーモニーの上に成り立ってるものだと思う。
ハーモニーがしっかりしてなきゃ、どんなに上手いメロディを奏でても成立しない。だったらよっぽどメロディだけアカペラで聞いた方がマシ。要はその具だけ食べればいい話。ラーメンとはそういう一つのオーケストラ。
この麺は、それがしっかりしている。素晴らしい。
さて、楽しみにしてた、あぶらディップ麺。
やべぇ。うめぇ。最高。
醤油を追加し、ニンニクを少し混ぜて頂けば、油そばの超高級版。
この30円、絶対頼むべし。
私はあまり好きではないけど、 好きな人は生卵をオンしてもいいかも。
しっかり、完食させて頂きました。
むしろ、完飲は我慢したくらい。あぶないあぶない。健康診断もあるし。
総評は、上の中。充分オススメ出来る一杯。
あと少しは何なんだと言うと、個人的な好みの問題で、パンチに欠ける点。
塩度というか、またはド乳化で喉の奥にザラつきを感じさせるような味とか、突き抜けた何かが欲しかったかな。あとは豚がフワトロ甘みのある系だと完璧。
でもでも、家から一時間以内に、こんな店があることは大変ありがたい。
駅からやや遠いものの、また行きます。スタ麺入り。
次は生姜タレも注文してみよう。
ありがとうございました。