土曜日の夜。スーパーに買い物に行ったらアメリカ産の豚肩ロース肉のかたまり370gが366円で売っていたので、衝動買い。
焼こうか、ローストしようか、とんかつか、いろいろ思考を巡らせるも、今日は嵐にしやがれも終わる時間なので、明日の朝の気分で決めよう。と眠りにつく。
翌朝、目覚めた時の気分は「ブタ増し食いたい」ということで、煮豚にすることに決めた。要は自宅で簡単にチャーシューを作ってみたの巻。
先に結論を言うと、超絶旨かった。
お肉は味が染みたホロホロの仕様。二郎で言うと京成大久保、府中本町のブタの食感に近いかな。ゆで時間を調整すれば、亀戸並みの神豚も夢じゃないと思う。
初めて作った割に上出来だったし、ほぼ放置する工程ばかりで簡単なので、以下に手順を記す。是非試してみてもらいたい。
さて、我が家の通常装備では少し足りないものがあるので近所のアコレに調味料を買い出し。

味の素、料理酒、ニンニク、長ネギを追加購入してきた。
●必要な材料は以下。
- 豚肉:今回は370gの肩ロースかたまり
- 長ネギ:一本(青い葉の部分だけ使う)
- ニンニク:一欠片
●調味料に必要なもの。
- 醤油:140cc (家にあるやつ使用)
- みりん:40cc (家にあるやつ使用)
- 料理酒:40cc (余った分は生姜焼きや炒飯に使う)
- 味の素:小さじ3杯(これは無くてもいいかも)
●調理に必要なもの。
- 手鍋+フタ(肉茹でる用)
- 手鍋、またはフライパン(調味料を作る用。豚茹でたあとの鍋でもいい)
- まな板、包丁(肉は切らない)
- トング、またはお箸(肉つかむ用)
- ジップロック(無ければ穴の開いてないビニール袋で代用可)
- 時間(煮込み+漬け込みで合計6時間くらい)
まず、肉の臭み消し用にニンニク一欠片の皮をむき真横に三等分するのと、ネギの葉っぱの部分だけを切り、手で捻ってつぶしておく。
(なんとなくその方がエキスが出やすそうなので。)
お肉は、フォークで全体的に10か所ほど突き刺して、熱が通りやすくする。
(これはやってもやらなくてもどっちでも良かったかも。)

で、鍋にぶち込む。マジそのまま。
んで水道水を鍋の八分目まで注いでフタをして強火にかける。

沸騰したら火を弱めるんだが、沸騰の泡が途絶えないレベルのぐつぐつ、コトコトあたりでキープするようにぶつぶつ言いながら火加減を調整する。
で、4時間ゆで続ける。
途中で豚肉が浮いてきてしまうのだが、これはどうしようもないので、2時間くらいでひっくり返した。なんか意味あったかはわからないけど。
あと、ゆでてる最中は家の中がとてつもなく二郎臭に包まれる。
私は幸せなのだが、気になるようだったら換気推奨。
で、ゆでた結果がこれ。

お肉をゆでてる最中(3時間めあたり)から、調味料を作る。
醤油、みりん、料理酒、味の素をかき混ぜて、一回沸騰させてすぐ止める。
ただ混ぜただけだと味にまとまりがなくなるので、一回沸騰させるとイイ感じにまろやかになる。
沸騰させたらそのまま冷ましておく。
で、調味料をジップロックに入れ、ゆでたお肉をつかんで軽く振って水気を落としてそのまま熱いままジップロックの中にダイブさせる。
で、空気を抜いてジップする。
ビニール袋でも同じように空気を抜いて、縛ればOK。(私はローストビーフを作るときはそうしてる。)

写真は空気抜けてないけど。。。要はお肉全体にタレが付いていればOK。
でそのまま、2時間ほど常温の台所に放置。(夏場に作るなら冷蔵庫に入れた方がいいかも。バイキンが繁殖するとお腹壊すので。)
で、取り出す。

あとはもうわかると思う。
切って食うだけ。

以上。
少し反省点を挙げるなら、肉を糸で縛った方が良かったかも。
崩れはしなかったが、切るときにお肉がぐちゅぐちゅになってしまった。
これが豚バラなら完全にほぐし豚になっちゃったと思う。
あとは、 ゆで過ぎちゃった感を否めない。が、結果ホロホロ豚だったので賛否両論。これは好みというか豚に対する宗教観の違いによってゆで時間を調整したほうがいいと思う。次はトロ豚を目指して3時間くらいで作ってみようと思う。